降圧のために病院で処方されるCA拮抗薬はどんな薬?

高血圧の人が降圧のために病院から処方される薬にCA拮抗薬があります。このCA拮抗薬は降圧のためにどのような働きをしているのでしょうか。
CA拮抗薬の働きは、カルシウムの働きを阻害することにあります。カルシウムを血管の細胞が取り込んでしまうと、血管を収縮させてしまいます。血管は収縮すると血圧が高くなってしまうため、カルシウムを血管の細胞が取り込まないようにすることで降圧しているのです。血中濃度が高くなるまでの時間や薬効の半減期によって、病院で処方されるCA拮抗薬には10種類以上あり、狭心症の処方薬としても使われています。血管を広げることで降圧する作用もあるため、高血圧の処方薬は多く開発されていますが、高血圧の人に対して病院で処方される第一選択薬としてCA拮抗薬の需要は高く、日本で一番使われている薬とも言われています。
CA拮抗薬の副作用としては頭痛や動悸、胸焼けやほてり、顔の赤疹があります。これらの副作用は、血管を拡張する作用によるものです。また、CA拮抗薬を服用しているときにはグレープフルーツやグレープフルーツジュースを飲食してはいけません。グレープフルーツに含まれているフラノクマリンという成分が、体内でCA拮抗薬の成分を分解する酵素の分泌を抑えてしまう働きがあり、グレープフルーツと一緒に服用することで血中濃度が約4倍になってしまうというデータがあります。薬効が効きすぎてしまうため、ほてりや動悸、頭痛などの副作用が強く出てしまうことがあります。グレープフルーツ以外の柑橘系でも同様の症状が起きる可能性がありますので、薬を処方してもらった病院で詳しく説明を聞き、誤って飲食しないようにしましょう。